ポインセチアの苞と本当の花を伝える編集用ビジュアルです。特定の品種や生産地を示すものではありません。
赤い部分は苞
ポインセチアはメキシコからグアテマラを原産域とするトウダイグサ科の低木です。赤や桃、白に色づいて花びらのように見える部分は「苞」と呼ばれる葉で、本当の花は中央の小さな黄緑色の部分です。
色づく仕組み
日が短くなることが苞の色づきに関わります。家庭で翌年も色づかせるには、秋に夜間の人工光を避ける期間が必要です。市販株はコンパクトな姿を保つために成長調整剤が使われることが多く、家庭で育て続けると背が高くなることがあります。
冬の室内で育てる
RHSは明るく暖かい室内、冷たい風を避けること、土の表面が乾き始めてから水を与え、余分な水を切ることを勧めています。寒い店先や移動中の低温は葉や苞が落ちる原因になります。購入時は株を包んでもらい、帰宅後は暖房の直風と冷える窓辺を避けます。
樹液に触れない
枝や葉を傷つけると乳白色の樹液が出ます。RHSは皮膚や目を刺激することがあるとして、摂取と接触を避けるよう案内しています。剪定や挿し木では手袋を使い、目や口に触れず、作業後に手と道具を洗います。
ペットと安全に楽しむ
ASPCAは犬・猫・馬に対し、刺激性の樹液によって口や胃が刺激され、ときに嘔吐する可能性があるとしています。一方で毒性は過大に評価されがちとも説明しています。「猛毒」とも「安全」とも単純化せず、かじらせない場所へ置き、摂取や症状が疑われる場合は獣医師へ相談してください。
贈るとき
相手の室温、冷たい玄関や窓辺を避けられるか、ペットや小さな子どもの手が届かない場所があるかを確認します。赤い苞を花びらと説明せず、冬の短期間だけ楽しむのか、翌年も育てるのかを相手が選べるよう伝えます。