「その人のことを、もう少し聞かせてください」
どんな人?
ローズは、花を選ぶ前に「誰に、どんな気持ちを届けたいのか」を聞く人です。相談者が「何でもいいです」と言っても、すぐに人気の花を勧めません。贈る相手の話し方や、最後に会った日のことから、本人が選べる言葉を一緒に探します。
得意なことと、苦手なこと
条件が多い相談でも、優先順位を素早く整理できます。その反面、困っている人を見ると、「一番よい提案」を先に完成させがちです。親切のつもりが、相手の選ぶ時間を奪うことがあります。
ふだんのローズ
取材ノートは「贈る相手」「使える時間」「まだ言えていないこと」の三欄に分けています。焦ると剪定ばさみを持つのが早くなるため、最近は「相手が話し終えるまで触れない」と決めています。
仲間との関係
- ガーベラ:緊張した相談者が話しやすい入口をつくってくれる相棒。
- キク:ローズの確信に根拠があるか、静かに立ち止まらせる人。
- カーネーション:理想の提案を、実際に届けられる計画へ変えてくれる人。
物語で注目してほしいこと
最初のローズは、正解を早く出すことが良い仕事だと信じています。30年前の未配達伝票と、答えをすぐに決められない相談者たちに出会い、「待つ」ことも誰かを支える仕事だと学んでいきます。

