「花の名前じゃなくて、今日の気分に近い色から選ぼうよ」
どんな人?
ガーベラは、「花のことは何も知らない」と縮こまる人の隣に、最初に座る人です。色見本を机に広げ、「正解を選ぶんじゃなくて、気になる色を教えて」と声をかけます。初心者の「分からない」を、恥ずかしい言葉にさせません。
得意なことと、苦手なこと
専門用語を「雨あがりの道」や「食卓の灯り」のような、想像しやすい言葉へ変えるのが得意です。一方で、沈んだ空気が続くと不安になり、笑顔や冗談で早く終わらせようとします。楽しくすることと、痛みを軽く扱うことの違いに悩んでいます。
ふだんのガーベラ
色見本カードには、色名と一緒に日常の景色を書き込んでいます。仲間の服の色に新しい名前をつけることも。誰かが本当に辛いときは、カードを閉じて隣に座り続けられる人になろうとしています。
仲間との関係
- ローズ:相談を深める人。ガーベラは、その前にある緊張をほぐす。
- キク:「短く伝えたい」と「削ってはいけない」で、よくぶつかる好敵手。
- カーネーション:はしゃぎすぎたときも受け止めてくれるが、在庫の現実はしっかり教えてくる。
物語で注目してほしいこと
送別の花を選ぶ人が「おめでとうとは言えない」と話したとき、ガーベラの明るさは初めて立ち止まります。笑顔にするのではなく、沈黙の隣に置ける明るさとは何か。それが彼女の成長線です。

